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「自炊代行」ガイド

本をデジタル化する自炊は、専用機材に加え、処理する時間とスペースが必要。そこで頼りになるのが自炊代行サービスです。

依頼前に必ずチェックしておくべきなのは、法律上の対応を明記しているか。その上で、集荷やファイル名変更などのオプションが充実している、使い勝手のいいサービスを選ぶことをオススメします。

このサイトでは安心して利用できる自炊代行会社をご紹介しています。

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海外で日本の本を取り寄せるには?電子化がおすすめの理由

海外で日本の本を取り寄せるのは、送料や配送時間、検閲などの問題で難しい場合が多いものです。そこで、電子化してデジタルデータで読めるようにする方法が注目されています。

この記事では、日本の電子書籍や自炊代行サービスを利用した本の電子化のメリットや利用方法を解説しています。

海外で日本の本を買う方法は?

海外生活で日本の雑誌や書籍を購入するのは思いのほか大変です。近所の書店で日本の書籍を取り扱っていれば良いですが、一般的な書店では難しいでしょう。もし取扱いがあったとしても送料等が上乗せされており、定価より高くなっています。

海外展開している日本の書店があれば、人気のある作品や話題作は購入できるでしょう。

また日本の書籍通販サイトで購入する方法があります。海外発送対応の通販サイトなら、ほぼ全世界から購入できます。

電子書籍であれば、海外で利用できる日本の電子書籍サービスで簡単に購入できます。

さらには通販で購入した商品を海外の住所へ転送する、海外転送サービスや、購入手続きを代行してくれる購入代行サービスを利用する方法もあります。

図書館で日本語の本を借りる

国によっては図書館に日本語の本が置いてあります。例えば、アメリカならロスアンゼルスやシアトルなどに日本語の文庫が充実しています。

またオランダの古都デルフトには日本語の本の図書館があります。

中国にも主要な図書館や大学の図書館などに日本語のコーナーがあるようです。

滞在先の図書館にも日本語の本を取り扱っているか確認してみましょう。日本と親交が深い、日本人が多いなど地域によっては日本の本がある可能性が高いですが、読みたい本が揃っているとは限りません。

日本語の電子書籍を買う

海外で日本語の本を手に入れたいなら、電子書籍を購入するのが1番早くかつ料金も安いです。電子書籍はダウンロードすればすぐに読めて配送料も必要ありません。

紙の本を配送してもらうと、時間がかかる上に税関で検閲にかかる可能性もありますが、電子書籍ならその心配もありません。

また紙の本はどんどん荷物が増えてしまい、海外から引っ越す際に荷物を送ったり処分したりするのも大変ですが、電子書籍なら場所も取りません。

海外に進出している日系の書店で日本の本を買う

日本の大手書店が海外にも進出しています。例えば紀伊國屋書店はアメリカ21店をはじめ、アジアに17店、アラブ首長国連邦に2店と計41店舗を展開しています。

特にアメリカやシンガポールには店舗数も多く、在住日本人の多さや日本への関心度の高い国なら日経の書店も多い傾向です。

どうしても紙の本が欲しい場合には、海外進出の日系書店をたずねてみると良いでしょう。

紙の本を海外に送る場合のデメリット

大手通販サイトのAmazonや楽天などで紙の本を購入すると、送り先が海外であっても対応してくれます。ただし配送料が日本国内より高くなることは頭に入れておきましょう。

また配送には1週間程度の時間がかかり、すぐには読めません。紙の本は国によっては検閲に引っかかることがあり、没収されることがあります。

紙の本を海外に送る場合のデメリットを、詳しくみていきましょう。

取り寄せに時間がかかる

Amazonや楽天で本を注文すると、早ければ翌日には届くことがあります。Amazonや楽天は海外の住所を登録すれば、配送はしてくれますが1週間程度の時間がかかります。

航空便の状況や国によってはさらに時間がかかることもあります。

送料がかかる

海外への配送には配送料がかかります。配送するものの大きさや重量、国や地域によっても料金は異なりますが、Amazonの場合は1,000〜2,500円程度はかかるため、本1冊だけを送ってもらうには高い送料となります。

国によっては検閲により没収されることがある

紙のマンガや本を配送する場合、国によっては検閲することがあります。猥褻なものや政治的思想など、内容が不適切だと判断された本は税関で没収されるため、手元に届かなくなります。

その場合は販売元から通知も来ないので、待っていても本は届きません。販売元に確認しても本を発送したことに間違いがなければ、取り戻すことは難しいでしょう。

特に政治的に敏感な国や、表現規制がある国に発送する際には、検閲で開封されることが前提です。開封された痕跡があっても届けば良いですが、最悪の場合はお金を払ったのに届かないということもあります。

輸送中に紛失した、破損の恐れがある

国際便のトラブルでよくあるのが、紛失や破損です。輸送中に紛失して荷物が届かない、届いた荷物が破損していたというケースは多いので、発送の際には補償がどのようになっているか確認しておきましょう。

海外で日本のマンガや雑誌を読むならオンライン書店で購入される本を電子化がおすすめ

本をデジタルデータに変換することを自炊といいます。デジタルデータにするために、書籍を裁断機で分解し、スキャニングしてデータ化します。

この自炊を代行してくれるサービスがあり、1冊あたり100円程度の安価な料金で行ってくれます。

海外で日本のマンガや雑誌を読みたいのであれば、高い送料や検閲での没収などのリスクを負うよりも、自炊代行サービスに依頼してデジタルデータを転送してもらう方が確実で安いことになります。

オンライン書店で購入した本を、自炊代行サービスに依頼してデータを送ってもらえば、海外にいながら日本の書籍をスマートフォンなどで読むことができます。

Amazonなどのネット通販(オンライン書店)で本を購入

海外に住んでいながら日本の自炊代行サービスを利用することは可能です。

まずAmazonなどのオンライン書店で本を購入します。その際に、オンライン書店から直接自炊代行サービス業者へ本が届くように手配しておきます。

自炊代行サービス業者は、本が到着したら料金を計算し請求をします。支払いが完了したら、電子化の作業をしてくれます。

ただし自炊は本の複製となるため、自分で楽しむ以外に自炊した本を無断で販売することは著作権の侵害にあたります。

自炊代行サービス業者のサイトに、著作権についてやスキャン対象外についてなど明記されているか確認し、依頼可能かどうか確認しましょう。

電子化されたデータを送ってもらう

本の電子化とは、紙の本を断裁機でバラバラにして1枚ずつ画像の文字を読み取ってデジタルデータ化します。当然ながら紙の本自体は元の状態には戻すことができないため、通常は自炊代行サービス業者が処分してくれます。

本がすべて電子化されたら、データをメールなどで送ってもらえば、すぐに本を読むことができます。

ただし自炊代行サービス業者によっては、依頼してから納品までに時間がかかることがあります。依頼する際には、納品がいつ頃になるのかしっかり確認することをおすすめします。

データを保存したらネットが繋がらなくてもどこでも読める

自炊代行サービスでデータ化してもらった書籍は、スマートフォンやタブレットなどにデータ保存すれば、インターネットやWi-Fiが繋がらない場所にいても、いつでも本を読むことができます。

Kindleなど電子書籍を購入したときと同じように、かさばらずに何冊も本を持ち歩くことができ、いつでもどこでも読めるのは大きなメリットです。

Kindleなどのオンラインサービスと異なるのは、うっかりデータを消してしまった場合には本を読むことができなくなってしまうこと。自炊代行サービス業者によっては、依頼から一定期間はデータを保存している場合もありますが、その期間を過ぎていれば消えたデータは戻りませんので注意が必要です。

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