ペパレス

裁断せずに本のスキャンを依頼できるほか、裁断の必要がない書類は、1kg当たり換算の料金でスキャニングしてくれます。名簿や名刺など、ビジネスシーンに必要なさまざまな紙にも柔軟に対応できる業者です。

古くて読み取りが難しい古書や雑誌なども、高品質スキャンで対応できるペパレス。オプションの解像度アップを利用すれば、読み取りが困難な文字や画像もキレイにスキャンできる可能性があります。丁寧な取り扱いを心がけているそうなので、古い書籍を電子化したい方は相談してみる価値がありそうです。

ペパレスは、2022年より自社開発の新しい画像処理システムを導入しています。これまでは暗くなったり裏写りしてしまったりしていた文字も、さらにくっきりと読みやすくスキャンできるようになったとのこと。書籍や紙の状態に応じて柔軟に対応できるよう、日々高品質な画像処理を追究しているといいます。

ペパレスの公式サイトには、納期については明記されていませんでした。納期は混雑状況や依頼する規模によって異なるようなので、見積依頼時に確認するようにしてください。

解像度アップのオプションを受け付けているほか、裁断後の書籍を再製本するサービスを行っています。簡易製本の場合は1冊あたり250円、補強製本は1冊あたり400円です。書籍のサイズによって追加料金が異なりますので、オプション希望の場合は事前に確認するようにしましょう。その他、目次しおり作成や部分スキャン、複数ファイル形式での納品など多彩なオプションが用意されています。

ペパレスの料金体系は、一度の注文ごとに発生する基本料金に、書籍・裁断スキャン料金と原本返送費用を加算した額が利用料金となります。原本返送料は、30,000円以上利用の場合は無料（※複数で返送が必要な場合は30,000円ごとに1個口が無料）です。原本処分希望の場合だと返送費用はかかりません。

なお、解像度アップ希望や古書の場合、割増料金がかかりますので、事前の相談と見積依頼をおすすめします。